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メルカリで出品できない商品や禁止事項は?【覚えておきたいメルカリのマナー】
フリーマーケットアプリ「メルカリ」では、自宅で不要になったものを気軽に出品することができます。
フリーマーケットというと何でも出品できそうな感じがしますが、法律で禁止されているものや、メルカリ独自の規約で取引が禁止されている商品があるのをご存知でしょうか?
またメルカリ内の規約でやってはいけない禁止事項や、アカウントに関する規約がありますが、よくわかっていないという人は多いようです。
しかし、規約違反は「知らなかった」では済まされないもので、違反した場合はアカウントの取り消しになってしまうことがあります。
今回はメルカリの禁止事項や出品不可商品について解説していきます。
メルカリで出品できない禁止商品は?
ネットショップで通信販売しているものなら何でも売れると思っている人がいますが、メルカリでは次の商品は出品禁止になっています。
・ペット:生物は不可となっていますが、ペットグッズや餌はOKです。
・タバコ:本人確認ができないので未成年の購入を防ぐため。電子タバコは販売が許可されています。
・偽ブランド品:法的に違法商品なのでNGとなっています。
・卒業アルバム:個人情報漏洩を防ぐためで、名簿も販売は禁止です。
・ゲームのアカウント:以前は取引可能でしたが2017年6月から禁止になっています。
・コンタクト(カラコン含む):個人が無許可販売するのは禁止です。
・オンラインギフト券や金券:転売目的でない場合でも出品は禁止です。
・医薬品:個人が法的な許可を得ないで販売する場合は、薬機法(旧薬事法)違反になるためNGとなっています。
・アダルト商品:出品するとメルカリ側が見つけ次第削除していますが、下着でも削除される場合があります。
メルカリの出品時にやりがちな禁止事項
メルカリでは出品や購入に関して、やってはいけないことが決められています。
商品を売るためには検索に引っかかりやすくしなければなりませんが、商品と関係のないワードを無意味に入れるのは禁止されています。
わかりやすい例でいうなら、ノーブランド商品に対して検索が多いからという理由で「アルマーニ」などといったブランド名を入れることです。
また出品時の商品画像を、同じ商品を出品しているセラーの画像を無断許可で使用するのもNGとなっています。
これはメルカリ内の規約だけでなく、著作権違反に当たる行為です。
そして販売する商品と傷のつき方などが異なる場合が多く、購入者とのトラブルになる可能性も高いです。
また取り寄せ中の商品の予約販売や、代行買い付けを行って商品を販売することも禁止されています。
発売日前の商品の予約受付といった行為も禁止されているため、確実に手元にある商品、そして一般に販売されている商品でなければ出品できないと思ってよいでしょう。
取引に関する禁止事項
メルカリでは取引に関する禁止事項もあります。
「無在庫転売」は実際に手元にない商品を出品し、購入が決まってからAmazonなどの通販サイトで商品を購入して販売する方法です。
たいていの場合、Amazonなどと比べると価格がかなり高いです。
またよい評価がたくさん欲しくて、家族や友人といった身内が購入するのが決まっているような場合も、出品に関する規約に違反します。
メルカリでは取引終了後に出品者と購入者がお互いを評価するシステムになっているので、評価の模造をするということにつながるので禁止行為となっています。
メルカリはフリーマーケット形式で販売しているため、中古品も多く出品されています。
メルカリの規約の中には、「商品説明に記載がない不備は、返品対象となる」と書かれており、説明に何も表記がないのにかたくなに返品受付を断るとペナルティを課せられてしまうので注意が必要です。
返品を受け付けたくないのであれば、きちんと商品説明に記載する必要があります。
メリカリのアカウントに関する規制
メルカリでは2017年10月に、規約を大幅に改定しています。
その中でも「本人確認」に関する項目が強化されていますが、これは盗品の転売や詐欺行為などの犯罪防止のためです。
初回出品時には必ず「氏名・住所・生年月日の登録が必須」となっています。
より多くの商品を販売したいからと、1人でいくつものアカウントを取得することも禁止されています。
メルカリのアカウントは1人ひとつと決められているので、複数アカウント所持が運営にバレたときにはペナルティを受けます。
また利用停止になった場合、メインアカウントだけでなく複数アカウントもすべて「無期限の利用停止」になってしまいます。
同一端末では1アカウントしか作れませんが、別端末ならアカウントを作れる仕様になっています。
しかし、この場合アカウントが2つあることになってしまうので、スマートフォンの買い替えのときなどは登録してあるメールアドレスとパスワードでログインすれば同一アカウントでメルカリを使用することができます。
まとめ
誰でも気軽に利用することのできるフリマアプリのメルカリですが、犯罪行為防止のためにさまざまな禁止行為や規約が設けられています。
取扱い禁止商品の中には、法律的にコンタクトレンズや医薬品のように一個人が許可なく販売することが禁止されているものや、名簿や卒業アルバムなど個人情報漏洩を防ぐ目的で禁止されているものもあります。
出品時の違反行為や、取引に関する規約に違反すると最悪アカウントの無期限停止という重い処罰が下されてしまうので、利用前にきちんと規約を読んでおきましょう。
スマートフォンの買い替えのときは、新しいスマートフォンで新規アカウントを作ってしまうと複数アカウント扱いになってしまいます。
スマートフォンを買い替えたときは、メルカリに登録済みのアドレスとパスワードでログインすれば同一アカウントを使用することが可能です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
メルカリの違反行為にはどのようなものがあるのでしょうか。メルカリでの出品不可商品や、禁止事項について解説していきます。