販売ビジネスとして成立させるために重要!メルカリ出品商品の在庫管理方法

佐藤一成
こんにちは。 佐藤一成です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

メルカリビジネスを行う上ではより多くの商品を取り扱う必要があるため、ジャンルや仕入れ値・出品順をはじめとした詳細な情報を管理し、発送業務や仕入れなどに活かすのがおすすめです。

 

販売ビジネスとして成立させるために重要!メルカリ出品商品の在庫管理方法


メルカリにおける商品の販売をビジネスとして成立させるためには、個人での転売の域を超えた量を販売し、より多くの利益を上げられる体制を整えなければなりません。

しかし、例えば個人で始めたせどりをビジネスとして発展させようとしている方の中には、従来の方法ではビジネスとして商品の販売を行う上で売りさばかなければならない大量の在庫を管理しきれず、その取扱いに困っているという方も多いかもしれません。

そこで今回は、メルカリにおいて販売ビジネスを成功させるために不可欠な商品の在庫管理方法について解説していきます。

販売ビジネスに在庫管理が重要な理由

販売ビジネスを成功させるためには、当然商品を仕入れ値以上の価格で販売することが重要となります。
しかし、販売する商品の数が多くなってしまうと、個々の商品の仕入れ値を覚えておくことは困難となってしまい、うっかり仕入れ値以下の価格で商品を販売してしまい損失を出してしまうということもあるかもしれません。

販売ビジネスにおいて在庫管理を徹底することは、商品ごとの仕入れ値を記録し、適正価格で販売するだけでなく、利益が出せる範囲内で値下げを行う際などにも不可欠な作業となります。

また、メルカリを利用した販売ビジネスでは売れた商品を自身で梱包し発送することとなりますが、販売する商品の量が多くなると発送業務にも時間がかかるようになります。
在庫管理を徹底し、どの商品がどの場所にあるのかをしっかりと把握することができれば、発送業務で無駄な時間を費やす必要がなく、その分新たな商品の仕入れや出品に時間を割くことができます。

ジャンルごとに在庫管理するメリット


メルカリでの商品の販売をビジネスとして行うためには、特定のジャンルだけでなく、いくつかのジャンルの商品を取り扱うのが有効です。
しかし、異なるジャンルの商品が同じ場所に混在してしまうと、売れた商品がどこにあるのかが分かりづらくなってしまい、この場合も同様に発送業務に無駄な時間を費やすこととなってしまいます。

そのため、複数のジャンルの商品を取り扱う場合は、ジャンルごとに保管場所を確保し、売れた商品のおおまかな保管場所がパソコン上で調べなくても分かる状態にしておくのがおすすめです。

また、特に本やCDなどの商品は見た目が同じであることから、本だけ、あるいはCDだけの保管場所を確保していても該当商品を見つけ出すまでに余計な時間がかかってしまうことがあります。
そのため、本やCDは「小説」「新書」あるいは「ロック」「ポップス」などのようにジャンルをさらに細分化して管理すると分かりやすくなります。

仕入れ・出品順に在庫管理するメリット

メルカリで出品した商品は仕入れ・出品順で在庫管理する必要もあります。
これは仕入れ・出品順が販売価格の値下げにおいて重要な基準となるためであり、例えば、仕入れ・出品順が分かるように在庫管理がされていれば、売れずに残っている在庫を仕入れ・出品順が古いものから徐々に値下げしていくといったことが可能となります。

また、このことは商品の回転率を上げ、不人気商品がいつまでも在庫として残り、保管場所を占有することを防ぐのも可能となります。

在庫管理において仕入れ・出品時期を記録しておくと、商品の仕入れ・出品から商品が売れるまでにかかる時間も分かるようになり、それによって得られたデータを分析すれば商品ジャンルごとの回転率なども分かるようになります。
このことから、仕入れ・出品順に在庫管理することは、特に力を入れるジャンルや値下げ時期の決定において有益なデータを得られるという点でも大きな意義があります。

エクセルを使用した在庫管理の方法


以上の点に注意し在庫管理を行う際にはエクセルを使用するのがおすすめです。
エクセルを利用した在庫管理においては以下の項目を商品ごとに記録してから出品作業を行うのがおすすめです。

・JANコード(バーコード)
・商品ジャンル
・仕入れ・出品時期
・仕入れ価格
・仕入れ先
・商品の状態(新品or中古、開封or未開封など)
・在庫の保管場所

また、商品が売れたら以下の項目も忘れずに記録するようにしましょう。

・売れた日
・出品から売れるまでにかかった日数
・売れた時の金額
・割引の有無

一方、特に人気商品などの場合、メルカリ以外のサイトでも販売されていることがあるため、以下の項目に関しても具体的な価格が分かった時点で記録し、随時変更もするようにしましょう。

・Amazonでの最安値
・ヤフオク!での落札価格

以上の項目を商品ごとに記録することで、発送業務での作業の効率化だけでなく、仕入れ先や販売価格の決定などにおいてもそのデータを活用することが可能となります。

まとめ

個人で行うせどりなどの場合、取り扱う商品数は少なく、個々の商品の仕入れ値や仕入れ日などは記録しておかなくても覚えられるということがあるかも知れません。
しかし、販売ビジネスを成功させる上ではとにかく多くの商品を売ることが不可欠となるため、仕入れ値、仕入れ日などのデータはしっかりと記録しておかなければなりません。

また、商品の量が少ない段階では在庫管理の必要性を感じなくても、将来的にビジネスとしてメルカリでの販売を行っていくと厳密な在庫管理が必要となるため、できるだけ早い段階から上述したような在庫管理体制を整えておくのがおすすめです。