メルカリでブランド服やバッグを仕入れて売上を上げるには?コストや売値をシミュレーション!

佐藤一成
こんにちは。 佐藤一成です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

メルカリでもブランドの洋服やバッグは人気ですが、仕入れをする際にはいくらの売値を付けられるか、いくらの手数料と送料を払わなければならないかをよくシミュレーションしてみることが大切です。

 

メルカリでブランド服やバッグを仕入れて売上を上げるには?コストや売値をシミュレーション!


メルカリは日本でも最大級のフリーマーケットですが、自宅にあるいらなくなった衣類を売る人もいれば海外の問屋からまとめて商品を仕入れて売る人など、その活用の仕方はさまざまです。
メルカリでの取引を商売ととらえて本気でお金を儲けようと考えているのであれば、どんなものが売れるのか、いくらぐらいで仕入れてどのくらいの売値をつければいいのかを細かく研究する必要があります。

商売が全く素人の人は最初のうちはなかなか感覚がつかめなでしょう。
ここではメルカリでブランド服やバッグを仕入れて売上を上げるための、コストや売値をシミュレーションしていきます。

ブランド服・バッグのメルカリでの需要は?

メルカリで利益をだそうと考えている人は、まずメルカリで何が売れているかをチェックする必要があります。
人気のある商品のランキングを見てみると、一番売れているのは家電・電化製品、特にスマホやタブレットなどです。

次いで取引数が多いのがファッション用品。洋服はもちろん、靴やバッグなどもよく売れます。
特にブランド品でなくても適切な値段をつけておけばメルカリではよく売れますが、確実に利益を出していきたいと考えるのであればブランド品がおすすめです。

ファッション関係の品物は趣味が合うか合わないかが肝心です。
したがって、一定のラインを作り上げて出品をしていけばそれなりにファンも増えていくという楽しみがあります。

メルカリには取引されているブランドの一覧表もありますから、ここでどんなブランドが売れているかをチェックするといいでしょう。
高級ブランドに特化したメルカリの姉妹アプリ「メルカリメゾンズ」も2017年8月からスタートしていますから、こちらもよく研究してプランを練るのがおすすめです。

ブランド服・バッグはどこで仕入れる?コストを抑える仕入れ方のポイント


メルカリでブランドものの衣類やバッグを扱うことに決定したら、次はどこで仕入れたらいいかをリサーチします。
仕入れ価格は安いに越したことはないので、仕入れサイトなどをこまめに物色するのもひとつのアイディアです。

衣類などが安く仕入れられる仕入れサイトは数多く存在していますが、その中でも特にブランド品に特化したサイトを利用すれば思いのほか安く購入することができます。

また、ヤフオクを活用する方法も捨てがたいものがあります。
常時検索していれば思わぬ掘り出し物が手に入りますから、これをメルカリで高く転売することができます。

ひとつ注意しておきたいのは、メルカリでは無在庫販売を禁止しているということです。
ですから「これは必ず売れる」と確信したものだけを購入しないと在庫として手元に残ってしまいます。
できればメルカリで過去に売れた商品だけを厳選するようにしてリスクを減らします。

仕入れ値やかかるであろう送料を加味した売値の付け方

フリマなどで物を売った経験がほとんどない人にとって、売値を付けるというのは意外と難しい作業です。
例えば1,000円で仕入れた品物に2,000円の売値を付けて売った場合で考えてみます。
2,000円−1,000円=1,000円ですから1,000円の利益が出そうに思いがちですが、購入者に商品を発送するための送料をここから引かなくてはなりません。

メルカリに出品する際には送料込みの値段にする方法と送料を別に設定する方法があります。
送料は「未定」に設定することもできますが、これだと買い手が付きにくいというデメリットがあります。
送料を売値とは別に設定した場合も購入希望者は「何となく損をする気分」と思いがちなものですから、できるだけ送料込みの値段で出品したいものです。

送る物品の形状や重さなどによって送料はかなり違ってきますが、厚さ3cm、重さ1kg、縦34×横25cmに収まるようであれば全国一律164円のクリックポストがおすすめです。

ブランド服・バッグを出品する売上シミュレーション


メルカリでできるだけ効率よく商品を売るためには売値を抑えることが大切ですが、上で見てきたように発送料を売値から引かなければなりません。
Tシャツなど薄手の衣類なら厚さ3cmのクリックポストでも十分ですが、ブランドバッグを売るとなるとらくらくメルカリ便(宅急便)やゆうゆうメルカリ便(ゆうパック)を利用しなければならなくなるので、600円以上のコストがかかることになります。

8,000円で仕入れたブランド品のバッグをらくらくメルカリ便の100サイズ(900円)で送る場合、8,900円がコストになります。
これに加えてメルカリに払う手数料のことも忘れてはいけません。
例えば15,000円の売値で出品したとすると、仕入れ値8,000円+送料900円+メルカリ手数料1,500円=10,400円ですから、儲けは15,000円−10,400円=4,600円ということになります。

まとめ

メルカリには家にある不要品を売っただけで数万円儲かったという人がけっこうたくさんいますが、ブランド品を仕入れてこれを売る場合にはさまざまな経費を引いて、それでも手元に利益が残るかどうかをよくシミュレーションしてから仕入れに着手しないと「こんなはずじゃなかった」と後から悔いることにもなりかねません。

さらに、メルカリでは一回ごとの出品手数料の他に売上金を銀行振込してもらう際に振り込み手数料が210円取られてしまいます。振り込み申請額が10,000円以上であればこの手数料は無料になりますが、最初のうちは10,000円以上の売り上げを上げるためには結構手こずるかもしれません。