目次
中国輸入で失敗しない春節(旧正月)の対処法
まずはコチラの動画をご覧ください!(2021年1月9日17時撮影)
中国輸入ビジネスで絶対に抑えておきたい重要な期間があります。
それは「春節」(シュンセツ)です!
これをしっかりと把握しているかしていないかで、
今後の売上が大きく変わってしまうと言っても過言ではないほど「超」重要な期間です。
春節とは何か?
中国のお正月のことです。
1月1日を祝う日本とは異なり、
中国のお正月は1月下旬の旧暦の正月(旧正月)を指し、
旧正月を盛大に祝う文化があります。
動画を見てもわかるように日本よりもド派手に正月を祝う傾向にあるみたいです。
多くの中国人は旧正月に日本人がビックリするほどの長い休暇を取り、家族や親戚と過ごしたり、友人と過ごしたり、旅行などを楽しみます。
どのくらい長いのかというと・・・
月の半分から1ヶ月ほどです!!
そんなに長い休暇があるなんて何とも羨ましい限りですね。
※仕事バカな私には考えられません(笑)
中国全体が大型連休になる!
春節(旧正月)の間はアリババやタオバオ、生産工場等も全てお休みになります。
会社やお店により休暇の期間は異なりますが、
ほとんどは1月下旬から2月中旬まで休みを取ることが多いです。
※2021年の春節は少し早いので2月上旬頃からお休みだと考えておきましょう。
また、連休明けも旧正月中に溜まっていた仕事を順次処理していくので、
通常より日本に荷物が届く時間もかかってしまいます。
つまり、3週間ほどは中国から仕入れができなくなる期間があるという事です。
連休前や連休明けは通常より配送に時間が掛かり納品が遅れる事もよくあるので、余裕を持って準備をしておかないと確実にマズい事になります!
春節は必ずチェックしておくべき事!
長期休暇になる中国の春節は在庫切れのリスクが高く、
中国輸入ビジネスをしている人全員が、必ず抑えておくべき期間だということがわかりましたよね?
※毎年の事なのですぐに慣れます^^
大型連休中に在庫切れになってしまうと
春節(旧正月)が終わるまで注文ができず、
ライバルの商品が沢山売れてゆくのを指を加えて見ているだけで
自分の売上は下がっていく一方・・・。
という悲しい事態になりかねません。
逆に、
春節をしっかり把握し在庫を確保しておくことは、
それだけでライバルセラーより有利になり、利益アップも見込めます!
ライバルが在庫切れを起こしている時は、値上げのチャンスでもあります^^
このチャンスを利用しない手はありません!
大型連休中に在庫を切らさないためのポイントは?
・可能な限り連休前までに注文&発送を済ませておく。
・連休中に在庫を切らさないように多めに注文をする。
この2点が重要です。
具体的にどのようにしたら良いか?
まずは、
■中国側(輸入代行会社)の注文&発送ができない期間を把握
注文できない期間
これはアリババ・タオバオ・生産工場等のお休みの期間ですね。
輸入代行業者を利用し日本へ発送している方はお休みの期間を確認しましょう!
発送ができない期間
旧正月中は配送業者もお休みになりますので、物流が完全に止まります。
その前に注文を済ませてしまいましょう。
営業日でも連休の直前は注文が殺到することにより、通常より配送に時間がかかります。
連休前の発送に間に合わなかった場合は、連休明けの発送になってしまいます。
通常より期日に余裕を持って注文しましょう。
■その次に確保すべき在庫数を計算しておきましょう。
上記の注文できない期間、配送できない期間、連休後に納品が滞ることを
考慮した期間分の在庫数を計算しましょう。
約5~6週間分前後の在庫を連休前に注文すると安心です。
連休後はトラブルが起きやすく、
発送からかなり日が経っても納品されないということも普通にあります。
その場合にどのように対処していくかも考えておきましょう。
(不良在庫の処分などがオススメです!)
これを考えておくだけでもトラブルが起きた時に心の余裕ができるはずです^^;
■2021年の春節はいつ?
正式には2021年の春節は2月12日で
2020年2月11日から2月17日がお休みとされていますが
前述したとおり中国では旧正月前後にも長い休暇を取りますので、
「2月の上旬から2月下旬まで」が一般的な長期休暇期間となります。
連休前までに日本に発送してもらうためには、
遅くても1月15日までには注文(支払いも)したほうが良いです。
2021年は1月13日頃までに約50日分の在庫を注文できれば安心でしょう。
2月6日から2月21日までが休業期間となっており、
「連休前に確実に発送できるよう1月13日までに注文してください」
と個別に案内がありました。
連休前の注文すべき期限と在庫数は、
発注するお店や輸入代行業者などでそれぞれ異なりますので、
各自で上手に計算して仕入れてくださいね。
■まとめ
今回は「中国輸入ビジネスをする上で大事な「春節」とは何か?」
「在庫切れを起こさないためのポイント」をご紹介しました。
在庫切れは機会損失だけでなく、売上もかなりダウンしてしまいます。
今のうちから春節の仕入れ計画を練り連休前に適正な仕入れをして、ライバルに差をつけていきましょう!
もし
「連休前に注文が間に合わなかった・・・。」
という場合でも、
仕入れ以外にリサーチ、販売ページの作り込み等を手がけるなど春節に合わせて動いていきましょう。
注意して欲しい事があります!
それは、注文し過ぎてしまう事です。
在庫切れを恐れ過ぎて、大量に商品を注文してしまい
・手元の現金を使い過ぎてしまう
・クレジットカードを利用して何でも注文してしまう
こんなことをする人も少なくありませんが、
毎年、大失敗をする人もいるんです・・・。
どういう失敗かというと、
よくあるケースが
■商品の相場が下がってしまい、
利益が無い状態で大量の在庫を販売しないといけない状態になる。
■クレジットカードの枠を使い過ぎて、
翌月の支払額が高額になり売上金との帳尻が合わなくなる。
→ その後別のクレジットカードで次の仕入れをしてしまう
→ カードの支払いをリボ払いにしてしまう
→ いつの間にか支払いのためにビジネスをするようになってしまう
※これ最悪ですよね・・・。絶対にやめましょう!
■手元に現金があまりないのであれば、
手元にあるものだけで連休を乗り切ったり、
不用品を徹底的に出品してみるのもアリだと思います!
皆さんが中国輸入ビジネスを始めた理由って
「お金を稼ぐこと」ですよね?
であれば、
利益が無ければ意味が無い訳で
在庫を大量に持っておく事でも
クレジットカードの支払いをする事でもありません。
手元に売る物がまだあるのに
次から次へと、商品を注文する行為って
手元の現金が減っていく事にもなる事を忘れないで下さい。
もし、注文する数量を悩んでいるのであれば
「いつもよりちょっと多めに注文しておこう」
程度でいいと思います。
今年はその程度で様子を見て、
結果的に、
・適正だったか?
・大幅に在庫不足だったか?
・現金が無くなり支払いに困る事が無かったか?
このあたりをチェックしてみてください^^
また、
春節の期間中にプライベートで片付けたかった用事等を全て処理したり、
気分をリフレッシュしたりして連休後の業務に備えるのもよいでしょう。